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Kids いずみ の事業内容 |
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どうして災害が起こるのかを学び、実際に災害時に行動できた子どもの例として、スマトラでの大津波時に大勢の人を救った少女の話を挙げた。災害から身を守るには、まず災害についての情報と知識と対応技術・テクニックを持つこと。素直で柔軟な頭の子どものうちに学んでもらうことが、「効果的・即効的な未来の大人への投資」です、と語るのは在日米海軍司令部地域統合消防隊予防課長の長谷川祐子さん。
川崎市の育児・母親サポート・ボランティア「ポケットの会」の子どもの事故予防講座が、11月12日(月)川崎市中原区役所会議室で行われた。米国における子どもの事故予防教育について、日本との違いは「自分の身は自分で守る、それには知識を得て、自分で考え、行動し、サバイバルできるようにすること」。その内容として、@服について火を消すStop,Drop &Roll 、A煙の中を身を低くして逃げる、ドアをチェックして熱ければ開けない、閉じ込められたときは、定期的に音を出すなどGreat Escape、D危機管理能力向上を目指すRisk Watch、 などのノウハウを話す。
さらに、避難時に大好きな本、筆記用具、好きなゲーム、パズル、ぬいぐるみ、枕、家族とペットの写真、お菓子、水などを自分用のサバイバルキットとして用意させることで、避難所暮らしのストレス軽減になる、としていた。 続いて、“Safety Kids いずみ”代表の太田由紀枝さんは、昨年神奈川県からの委託で作成した子どもの事故予防かみしばい 『どっちがよいこ?』を使い、水遊び、花火遊びの絵を示し、『どっちが良い子?』の答えを求めると同時に、なぜよい子?、なぜ悪い子?を皆に求めていた。川遊びでの危険につき、ペットボトル、ペットボトルによる救出法にも触れていた。そして、この紙芝居を当地区での子育てサロン等で、ぜひ活用してほしいと語っていた。 「ポケットの会」は、川崎市保健所で行われる乳幼児健診、ツインキッズの会、予防接種時に母親をサポートする目的で、『育児ボランティア養成講座』受講者により設立され、13年になる。当会の名前の由来について「主婦のポケットには、いろいろと役に立つ物が入っている。いろいろな人がいて、いろいろな分野で役に立つ人がいる“ポケットの会”」だ、と説明してくれた。 |