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横浜市西区の地域子育て支援拠点「スマイル・ポート」は11月15日(金)、当研修室で子どもの安全講座「どっちがよいこ?“かみしばいで考える子どもの事故とその予防”」を開いた。講師はSafety Kids
いずみ 代表の太田由紀枝さんと同顧問で理学療法士の稲坂恵さん。
太田さんは、スーパーボールで遊ぶ子、開けたスーツケースが置かれた部屋で遊ぶ子、フードつき服を着た子が滑り台で遊んでいる子などのかみしばいを見せながら、何故いけないのかを受講者に問いかける。稲坂さんがどんな危険があるのか、実例を紹介しながら話かける。これらはすべて窒息であるが、その原因、状況は、それぞれ異なることも理解してほしい、と説明。 子どもの特徴として頭が大きいことから来る転落や風呂やトイレでのおぼれの事例と予防。前に倒れる時に手が出るか、また出たとしても顔を守れるほどの能力があるかなどを、連れてきている幼児を抱きかかえて実際に手が出るかを示しながら、発育段階での運動機能を考慮した遊びを推奨していた。
外国では、事故が起きることで法規制をしている事例もいろいろあるが、日本ではなかなかそういう点は緩やか。従って、保護者が危機管理感度を高める必要がある。また地域や関心がある人たちが声を上げ注意喚起する必要がある、としていた。 子どもの死亡原因のトップは「不慮の事故」。転落、おぼれ、窒息、やけどなど。特に乳幼児は家の中で起きることが多いのが特徴。そういうことから、かみしばいを見ながら学びましょう、と未就学児とその保護者や地域で子育て支援活動に関わる人たちを対象に行われたもの。 消費者の安全・安心な暮らしに向けた活動を行っている神奈川県くらし県民部消費生活課からも、この講座、活動に関心があるとのことで参観に来ていた。 |