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2011年度 泉区社会福祉協議会
「みんなでつくろう!福祉の泉助成金」の説明会

室内満杯となった説明会説明会
室内満杯となった説明会説明会
 平成23年度「みんなでつくろう!福祉の泉助成金」について、泉区社会福祉協議会主催の説明会が、3月15日泉ふれあいホームで行われた。誰もが住み慣れたところで安心して暮らしていくために、様々な地域団体の活動による地域の福祉課題を図っていく取り組みが必要とされている。そのためボランティアグループ・障がい当事者団体・地域作業所・NPO法人などの活動の一助として、この助成金制度がある。これの財源は共同募金、年末たすけあい募金、善意銀行で、これらを基に各団体への助成金として配分、活動の一助となっている。

 参加したのは、地区社会福祉協議会、障がい者団体などの当事者団体、各種ボランティア団体など福祉活動を行っている団体の代表者たちで、皆真剣に説明者の話に耳を傾けていた。泉区では、現在の経済状況下、助成金予算枠が限られている一方、新規団体登録も進んでおり、各団体では人材とあわせ財源不足に悩まされている。そのため、事務局の予想をはるかに超える参加があり、会場となった多目的研修室は他室や社協事務所のイスなど急きょ追加しても、後ろには立って説明を聞く参加者も大勢いた。

 助成金の対象としての「地域福祉推進事業」「障がい当事者活動支援事業」「福祉のまちづくり活動支援事業」「地域活動団体立上げ資金」「備品等整備費」「団体活動・行事費」「年末援護資金配分事業」のそれぞれについて、助成対象者・その活動内容、助成条件・限度額についての制限・注意事項など細かく説明がされた。昨年に引き続き全体の助成額の制約もあり、今回は「福祉のまちづくり活動支援事業」「団体活動・行事費」の限度額が減額された。また、重複して助成される条件も厳しくなった。一方、新規活動団体立上げ資金は増額となっていた。

 同社協の事務局から「善意銀行と共同募金からの浄財が原資となっていることから、ぜひ有効に福祉活動に使ってもらいたい。審査会で厳しいチェックがされることも念頭に置いていただきたい。また、皆さんの素晴らしい活動が、ぜひ広く理解してもうことも重要。」と語っていた。また、「泉区ではボランティアグループなど福祉活動団体が多く、原資に制限があることから、申請額通りの決定にならないこともあることを認識しておいてほしい。」とのことであった。

 申込み受付は4月5日(火)から同25日(月)までに、所定用紙で提出し、6月の審査を経て決定される。その通知後、各団体からの請求書に基づき、7月には指定金融機関に振込まれる予定となっている。事業終了後は1カ月以内に完了報告書の提出が義務付けられている。
 なお、この説明会は、16日(水)17時からも同じ場所で行われることとなっている。

  助成を受けた団体は、同社協の広報紙等で公表される一方、共同募金運動への協力をすることと、チラシ等への同社協と共同募金マークを掲載するよう要請されていた。
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