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2006 いずみサマースクール
身振り、手振り、表情も交えて
手話を楽しく学びました


1対1で、自己紹介練習

 まだ、ぎこちない動きであったが、『 ドラえもん 』 を、楽しそうに全員で手話コーラスをして締めくくっていた。

 泉区社協が福祉教育の一環として企画した「2006いずみサマースクール」のプログラムの一つ『 チャレンジ!手話 』が、7月31日泉ふれあいホームで開催され、小中学生5名が参加した。

 ボランティア・グループ「手話サークル 鈴」の古屋千秋さんから、聴覚障がい者は外見からは判断が難しいく、そのため誤解されやすいこと。自転車が側を突然通る時の感じ、自動車のクラクション・アナウンス・電話のベルが聞こえないことなどの話を交え、聞こえないということは、どんなことかを丁寧に説明していた。
 また、手を振っての「さようなら」など、普段何気なく使っている動作を、簡単なパントマイムで示し、手話は身近なものだと話していた。
 実際の手話指導では、自己紹介ができるように、あいさつ、自分の名前、学校名や食べ物、簡単な会話の手話指導に続き、ボランティアと1対1になり、自己紹介の練習。最後に全員の前に出て、手話で自己紹介を行った。スラスラとやる子、考えながらの子など、みな真剣な眼差しで行っていた。

 このプログラムへの参加理由として、「将来手話通訳になるのが夢なので」、「夏休みの自由研究として紹介したかったので」という受講生もいた。またこれに参加して「あいさつ、好き、嫌いのほか、もっといろいろ知りたい」、「自分の名前を手話でできたことや、最後の歌が楽しかった」などと語っていた。


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