2007 いずみサマースクール |
手話を楽しく学びました! |
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小グループに分かれ、手話練習 |
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実際には 1時間程度の手話指導であったが、中にはぎこちない動きの子もいたが、元気に、楽しそうに、全員『負けないで』 を手話コーラスで行っていた。
泉区社協が福祉教育の一環として企画した「2007いずみサマースクール」のプログラムの一つ 『 みんなで楽しくやってみよう! 手話』 が、7月24日午前10時から、ボランティア・グループ「手話サークル 鈴」の指導で、泉ふれあいホームで開催され、小中学生11名が参加した。
「手話サークル 鈴」の秋葉さんから、聴覚障がい者は外見からは判断が難しく、後から自転車のベルを鳴らされても聞こえないため誤解を受けることや、いろんな場面で困ることが多いことについて話していた。また、聴覚障がい者とのコミュニケーションには、口の形、空書、筆談、手話のほか、身振り手振り、表情も大切な手段であることなど、聞こえないということは、どんなことかを丁寧に説明していた。
実際の手話指導では、小グループに分かれ、それぞれに手話ボランティアが指導者になり、あいさつ、自分の名前、学校名や、簡単な会話の手話指導に続き、自己紹介などの練習をしていた。最後に各自、全員の前に出て、手話で自己紹介を行った。みな真剣な眼差しで行っていた。堂々と、滑らかにやる子、中には考えながらの、ぎこちない動きなど、ほほえましい場面もあった。
参加していた聴覚障がい者の望月さんとの質疑応答では、趣味は?、電車のアナウンスが聞こえないのに、どう対処するのかなど活発に質問が出されていた。続く、パントマイム・ゲームでは、みかん、自転車などを書いたカードを一人に見せ、簡単なパントマイムで表現し、当てさせるゲームでは、表現力と想像性豊かな面が発揮される連続であった。
このプログラムに参加したことについて、「耳の不自由な方と話をしたかったから」、「聴覚障がい者が、普通の生活がとても大変だということが分かった」、「いっぱい覚えて、友達に教えたい」、「最後の歌が楽しくでき、自信が持てた」などと語っていた。
今回このプログラムを主導した「手話サークル 鈴」代表の秋葉さんは、参加してくれた一人ひとりが、とてもいい顔をしており、一生懸命の姿がすばらしい。楽しい時間でしたし、やってよかった・・・と毎年思っています。」と語ってくれた。
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