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2007 いずみサマースクール
小学生が疑似体験ツアー

 
恐る恐る階段を上り下り
恐る恐る階段を上り下り
公道にも車いすで
公道にも車オスで
白内障メガネを付け、ゴム手袋をはめ、万能チョッキを着て、手首・足首・肘・膝にサポーターを付け、ステッキを持って、最初は室内を歩き回り、また階段の上り下りをしてから、今度は外に出て歩き回っていた。

 泉区社協が福祉教育の一環として企画した「2007いずみサマースクール」のプログラムの一つ、高齢者や障がい者についての 『 疑似体験ツアー』 が、7月31日午後1時から、「よこはまリバーサイド泉」の協力のもと、同所で小学生1名が参加して行われた。

 まず、自分がお年寄りになったり、障がいを持ったときに、どのようなことになるかを考えてもらい、次にいろいろな疑似体験用のものを身に着け体験が始まった。「だんだん年をとると、こうなっていくのかなー」、「字も書きずらいし、目もぼやけ、色により見ずらい色がある。」と話していた。

 次に車いすについての説明を受けた後、実際に乗ったり、押したりを繰り返していた。最後に、同所で実際に利用者に提供している高度障がい者用食事を試食したり、同所に設備されているスヌーズレンの体験もしていた。

 参加した小学4年生のT.A君は、いろいろな疑似体験をした後「(自分が))こうして(満足な状態で)生れてきたことをありがたく思いました。」と感想を話してくれた。
 また、同所の中島サービス部長は、「障害を持った人のことを知ってもらって、町で出会ったとき、手助けができるようになってほしい。」と語っていた。