園児と一緒に保母さんのお話を聞く

　中田東のしらゆり公園にある保育園・白百合愛児園では、５年ぐらい前から毎年「いずみサマースクール」に協力してボランティアの生徒達を受け入れている。今回は8/4(水)〜8/6(金)に予定されている日程の中日に同園を訪問して、生徒達の活動状況を見させていただいた。

　応対してくださったのは吉岡善美園長先生。新卒で当園に就職以来ずっと現在まで勤務されているというから、本当のベテラン中のベテラン。園舎は公園の真ん中に位置しているので、立地場所としては申し分ない。０歳児から学齢直前までのお子さん201人を39人の保育士が預かっているという。

	廊下で園児たちと遊ぶ

　今回ボランティアとして参加したのは小中学生合わせて12人。そのうち男子は小学生２人のみで、あとは女性。卒園児が３人いるという。その男の子たちが、小さな子たちを相手に絵本の読み聞かせをしたり、廊下で一緒になって遊んだりと、けっこう楽しそうに時間を過ごしているのがほほえましく感じられた。

　吉岡園長が８月の保育園だよりに、これらのボランティアたちについて、「異年齢の子どもたちとの触れ合いは、双方の子どもにとって多くの学びの体験になります。お互いに自分とは違う年齢だからこそ、やさしさ・思いやり・自信・尊敬・あこがれ等感じ取ってくれることでしょう。今回も卒園児が数名含まれています。幼い日々を愛児園で過ごし、ボランティアや小中学校の体験授業、保育実習とまた愛児園で体験を積み成長していく子どもたち。地域の中で保育所の役割をこのような形でも果たせることをうれしく思います。」　と書かれている。