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サマーチャレンジ 「ふくし」体験
「ぶどうの樹」へ ようこそ!
 「いずみサマースクール2011」のプログラムの一つ「障がいのある方たちのお仕事を体験してみよう!」の会場である障がい者地域作業所「ぶどうの樹」(和泉町)を今日(8/18・木)訪問。このコース(8/17〜8/19)に参加したのは5人。M君(岡津中3年)・Hさん(領家中3年)・Tさん(汲沢中2年)・Sさん(中和田小6年)・Oさん(緑園西小4年)。このコースを選択した理由は、それぞれ、M君:昨年も参加、楽しそうだったので。 Hさん:軽スポーツ大会に参加、障がい者と接して是非訪ねたかった。 Tさん:こういうチャンスがあまり無いので、是非参加したかった。 Sさん:お爺ちゃんが施設にいて、訪ねたとき楽しそうだったので。 Oさん:学校に来る障がい者をもっと知りたかった。
音楽セラピー組の練習風景  
 音楽セラピー組の練習風景  

 ぶどうの樹では主に軽作業・お菓子作り・手芸・パソコン・絵画・音楽などの仕事とレクリエーションを中心に活動。お互いに協力し合い、ぶどうの房のように寄り添い、支え合って生きがいのある生活を日々送ることを心掛けており(同所資料)、障がいを持つ誰もが参加できる明るい作業所。

 菅原恵美子所長、山根剛主任以下スタッフ数人、それにミュージックセラピストの元田みどりさんが指導。今日一日の活動内容を、その日のいろいろなプログラムから、自分達のペースや体調に合わせて選択・活動できるのが特徴。山根さんの「集中して!」の声が何度となく聞こえる。大切なことだと痛感する。今日は「音楽セラピー」と「絵画」に分かれてスタート!
  黙々と自分のイメージを絵に
   黙々と自分のイメージを絵に

  5人は、それぞれが昨日からの交流で、もうひとつになっていた。M君とSさんは絵画で2階へ。他の参加者は元田さん中心の音楽セラピーを、作業所メンバー15人程と一緒に体験。音楽セラピーとは、音楽の持つ様々な力を使って、心や体のバランスを取り戻す音楽療法のこと。手話と合唱、歌とダンス、カラーチャイムによるエーデルワイス、そしてドレミの歌・・・とみんな元気いっぱい。元気すぎるメンバーには菅原所長がこっそりブレーキ。心遣いが伝わる。音楽セラピー組に回った3人の生徒も少しづつ身体を動かし、メンバーに溶け込む。元田さんのメリハリのついた指導が緊張感を持続。実は20日(土)に区公会堂に出演とのこと。入退場から挨拶までもリハーサル。がんばれ!と応援の掛声。
サマーチャリティーコンサートに出演  
 サマーチャリティーコンサートに出演  

 絵画のメンバーは静かな雰囲気の2階で黙々と描く。自分のイメージしたものを絵にする。驚くような見事な作品!また、参加した生徒さんをモデルにした美人過ぎる(?)似顔絵も嬉しい。お昼はみんな一緒に、ワイワイガヤガヤと子供らしさ100%!手話で歌った「イッツ・ア・スモール・ワールド」の「世界はせまい 世界は同じ 世界は丸い ただひとつ」の詩が、つよく印象に残った。
 20日(土)「第22回サマーチャリティーコンサート」(中和田中学校区主催・泉区役所、泉区社会福祉協議会後援)の第一部の2番目に出演。多くの聴衆を前に、練習どおりに完璧な出来栄え。生徒も2名参加(是非出たいとのことでした。・・・・山根主任)。「みんな 輪になり 助けあう 小さな世界」(前述の歌詞)。その通りの素晴らしいサマースクールになったと思われた。