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「あれっ」と思ったら、去年の生徒さんだ。4人のうち2人も。Tさん(汲沢中3年)「去年の友だちに会いたかった」と、しっかりした返事。記者のことも覚えてくれていた。嬉しい!Oさん(緑園西小5年)「知っているので安心だから」と、こちらも元気。幼児との交流も経験したそうだ。今年初めての二人は、どちらも「お母さんのお薦め」という。M君(下和和泉小6年)。Sさん(いずみ野小4年)。利用者も覚えのある顔が懐かしい。 この施設は、今年の3月に「第3ぶどうの樹」として設立。第2と合わせ、3ヶ所共、いずみ中央駅から至近距離にあり、徒歩で行き来できる便利さ。それぞれ、パン・お菓子作り・絵画・音楽セラピーなどの活動をしており、第2ではきれいな喫茶室を運営。
22日は音楽セラピー、「ちょっと難しかった」と、全員レポート。午後は「絵画」。23日は「草むしり」と「お菓子作り」。今日の午前中は「絵画」。黙々と絵筆を動かす利用者の男性。「新幹線」をきれいに仕上げている。聞くと「好きです」と、色々な車両の教材を見せてくれた。年配の男性は、細かい樹木の花に色を付けていた。楽しそうだ。山根剛主任が「素晴らしいですよ」と言うとおり、生徒のTさんの「千と千尋」の模写にはびっくり!M君は「昆虫」中心のスケッチ。カタツムリやカブトムシなどに詳しい。廊下に展示されている利用者の生き生きとした絵が嬉しい。オリンピックの応援の絵もある。そういえば、Oさんだったかな?銀座のパレードに行ったって!
お昼前、ちよっと息抜きに「配達」を入れてくれた。お姉さんのOさんにお留守を頼み、山根さんの運転で第2へパンの配達。ここには喫茶室があり、地域のみなさんの憩いの場となっている。ちょうどご近所の母子が来店。「買いに来たことはありますが、喫茶の利用ははじめてです」「きれいで、おいしくて・・」とにこにこ。調理室も明るく清潔。多くの種類のパンやクッキーが並ぶ。「あっ、このシール、昨日作ったものだ」と、M君。作業したものが店頭に並び嬉しそうだ。ちょっと一休み。
午後は、「なにをしましょう?」と、スタッフのお姉さんが利用者に尋ねる。生徒への配慮が感じられる。絵画とゲームが半々、生徒はゲームの輪へ。準備もみんなで行動。生徒も良く動く。利用者と腕を組んだり、旧知の間柄の様だ。大人は、こんなにすーっと入っていけるだろうかと反省。率先してお姉さんを手助けする。椅子取り・トイレットペーパーのつみたて・団扇ゲーム・ボーリング等々、スタッフも(普段のプログラムには無いので)大変!、でも、みんなわいわいがやがやと熱中。それなりに思いやりとルールを良く守っている。頑張った人に所長から手作りの金銀銅のメダルが授与される。良い夏の思い出だ。 最後の清掃も全員。終礼でみんな一言。「覚えてくれていて嬉しかった。来年も来たい」「やさしくしてくれて嬉しかった」「楽しかった」と、元気に挨拶。スタッフ一同から「来年といわず、冬休みにも来て・・」と、声をかけられる。みんなでエグザイルの曲で歌って踊ろうよ! |