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「(社福) ぴぐれっと」でのボランティア体験
盛夏の中、一人前に作業をこなす
いずみサマースクール2012

  分解作業第1ステップ
   分解作業第1ステップ
 いずみサマースクール2012のプログラム「障がいのある方たちのお仕事を体験してみよう!」の一つが「社会福祉法人ぴぐれっと」で8月21日(火)、22日(水)の2日間行われていた。 「ぴぐれっと」は相鉄線弥生台駅の北側、横浜ゴルフ(練習場)の近く、林の中にあった。ここでは3人の生徒がお世話になり、体験させてもらっている。

 猛烈の暑さの中、屋外で作業をしている人たち。自己紹介して見学させてもらった。水道局からの中古水量計を分解し、不要となった計器や付属のプラスチック系部品を取り除く作業で、本体は再利用されるため水道局に戻す、とのこと。一つ一つは小さいものだが、鋼鉄製のバルブ形状で、10個入りのケースを持つと、結構重い。
不要部品取り出し、格納  
 不要部品取り出し、格納  

 締めつけられたネジを開けるのに、相当力とコツがいるようだ。指導者と並んでの小学6年生のA君の分解作業や同4年生B君の分解作業の様子を見ると、結構慣れた手つき。「昨日からやってくれており、覚えが早く、非常に助かっています。」とスタッフ。
  室内の様子
   室内の様子

 物置きからの庫出し、挿入口のプラスチック部品取り出し、本体の締め付け戻し、計器類などの部品取り出し・廃棄、本体部品の格納といった工程を流れで作業している。日陰の部分が少ないので、直射日光を浴びながら、汗だくでの作業。さすがに途中休憩、水分補給を行いながら、まじめに黙々と頑張っていた。手伝いながら、仕事がどんどん進んでいく様子がうれしいようだ。

 もう一人のC君は、買物と利用者の外出付き添いで出かけており、残念ながら会うことはできなかった。室内も見学させてもらった。3つのグループに分かれ、作業をしている。一つは、近々行う誕生会の飾りを作っている。もう二つは無料雑誌への折り込み広告を差し込んでいる所であった。中には顔見知りの子も何人かいた。聞いてみると、広報紙を各町へポスティングを行ってりので、ということであった。この時間はいちばん好いている時間で、他の作業所から戻ってくると、40名以上となり、この部屋一杯になる、とのこと。