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ボランNEW講座 3日目
現場から 家族からの声
公開講座 知的障がいの理解

つくしんぼの星野さん  
ピグレットの伊藤さん  
 つくしんぼの星野さん(上)
とピグレットの伊藤さん
 
  全4日間 (講座4回と体験1回)の3日目。2月4日(火)泉ふれあいホームには、公開講座とのことで連続受講者を含め30人近くが参加。昨日は20℃近く、今日は間もなくみぞれという立春。口々に寒さの挨拶。受講者、特に男性が連続出席でうれしい。   今日は「知的障がいの理解」というテーマで、現場に携わるお二人のお話。

  星野乃さん(障害児地域訓練会/つくしんぼ会/副会長)は、ご自身の育児体験を基に厳しくも前向きな姿勢を語り、特に「障がい者の日常の行動に対する理解」と「通学支援ボランティアの不足」を訴えた。つくしんぼ会は、障がい児・者の親が主体となり、支援機関の援助・協力、ボランティアの協力を得て、子供達の身辺自立、社会的自立の為の訓練や活動を行なっている。訓練の内容、事業内容、活動拠点について、詳しく丁寧に説明があった他、サポートブックや支援シートも参加者に回覧し、日常の行動記録も知ってほしいと具体的な実情を述べた。

  伊東宏信さん(泉区障害福祉自立支援協議会会長/ぴぐれっと理事)は、「知的障害とは」「知的障害のボランティアをするにあたって」「障害の理解」などの基本的な事柄をスライドで説明。知る→理解→見守り→ボランティアへ・・は、連続受講者への良いアドバイスになったのではと感じた。また、「自立支援協議会」と、自身が関与されている「ぴぐれっと」についても内容を述べた。特に「ぴぐれっと」については、利用メンバーの紹介と、「声をかけられると嬉しい」という感想を聞かせていただいた。最後に「ボランティアは誰でも出来ます。大切なのは相手を尊重することです」「ご自分が障害者になったら・・・」「別の角度から見る必要性」も・・と締めくくった。
  多くの方が参加しました
   多くの方が参加しました


  最後に、ボランティアセンターから「通学支援ボランティア」の具体的な説明と、今後の実習体験の打ち合わせが個々に行なわれた。  連続参加の男性は「家庭の事情もあるが、無理なく取り組んでみたい」と前向きな笑顔だった。
 帰路は小雪が舞い、冷え込んできた。                                                        (M/I)