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先生のための福祉講座 |
擬似体験で街に出かけてみました! |
出発時、今日の擬似体験のルールとして、当人になりきったつもりでとのこと。車いすの人は、車いすから下りない。高齢擬似の人は利き手は使わない。視覚障がいの人は、ゴーグルを外さない。聴覚障がいの人は、話をしない。そのため、聴覚障がい擬似体験の人は、意志疎通のため、一生懸命手振り身振り、慣れない手話?を使っていた。車いすの人は、町中に段差や傾斜が多いことや歩道の狭さ、目的地に行くために健常者と比べ迂回せざるを得ないことが多いことを。ゴーグルをかけると、食事時、料理が識別できず、口に入れて、それが何かがやっとわかる。おいしさが半減どころか、味わえない。高齢者体験では、思うように動けず、ちょっとした傾斜でもつまずく、などが語られいた。 「先生のための福祉」連続講座のうち「擬似体験で街へ出かけよう!」が、横浜市及び市内18区の社会福祉協議会、同市教育委員会の共催で8月7日(金)、市内の小中高校、特別支援学校、養護学校の先生を対象に開催された。(残念ながら、泉区からの先生は、このコースにはいなかった。)総合的な学習の時間などで「福祉教育」が授業として行われることが多い。そこで、体験を通して得られたものを授業に生かしたり、先生自身の課題解決につなげてもらおうと企画されたもの。講師は、横浜市バリアフリー検討協議会の服部一弘氏。受講者は西区社協を出発。4グループに分かれ、それぞれ市バス、JR、地下鉄、みなとみらい線に乗り、昼食は中華街で。食後、散策やショッピングをしながら中区社協へ。 受講前のそれぞれについて描いていたイメージと実際に感じたことの差などを、グループごとに話し合っていた。 その後服部氏の講話 では、いろいろな障がいを持つ人にとって、まだまだバリアーが多いこと、「人の多様性を認める」こと、障がいを持つ人の利点も生かしていくべきことなどを強調していた。 |
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服部講師の話 | 体験後の感想など意見交換 |