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今年度からスタートした第2期泉区地域福祉保健計画(平成27年までの6年間)の初年度も終わりに近づいてきたこともあり、計画を促進するために、『互いに活動内容をより深く理解し、一緒に取り組めることを検討し、具体的な協力体制を作る』ことを目指し開催された。 災害、ツールづくり、情報、居場所、交流、見守りといった6つのテーマごとに、地区代表と関係機関・団体が8〜10名ほどがグループとなり、意見交換に入った。これらテーマは、昨年8月に行われた第1回会合で、計画推進に当って関心が高かったもの。 区役所・区社協・地域ケアプラザの職員が各グループの意見交換で進行役となり進められた。各メンバーから、自団体が進めている活動の現状、課題などの紹介から始まり、他メンバーに対する質疑、要望などが出され、各グループとも話し合いに盛上がっていた。グループワーク後、それぞれ要点が発表された。 災害チームでは、「子育て」における防災教育、防災ライセンスリーダー連絡会と災害ボランティア連絡会の連携などが報告された。ツールでは行事のカレンダーづくりによる情報共有、紙だけでなくホームページの活用が、情報ではその有効活用により「人と人とのつながり」と合わせ、それによる相互の啓発が、居場所では既に各地で進められてきており、人と人との連携が現れてきている。交流では、今回のメンバーに獣医師もいたことで、既に家族の一員ともなっているペットを介した交流の場などが話題となっていた。見守りチームでは、高齢化率が高い地域の代表もおり、要援護者対策、個人情報などが話題となったが、普段からの、かつ温かく繋がっていることが、すなわち「ご近所の力」が究極的姿ではないか、としていた。また、民生委員、訪問看護ステーションとの連携や、福祉に関心の高い92団体プラス個人を抱える「ボランティアネットワーク」との繋がりに関しても話題となっていた。 当協議会会長の村井祐一氏(田園調布学園大学教授)は、課題は地域・団体によっても多岐にわたっている。知らない人とはつながらない。そのため、多様な関係者が情報共有することで、相互に連携を深め、課題を共有し、なんでも頼る・頼られる関係を作っていってもらいたい。継続は力であり、協働の力で具体的に問題解決に向かって活動を進め、6,7月に予定している次回会合には、それぞれの活動で具体的に連携や協働できた事例を報告しあえることを期待している、としていた。 事務局(泉区役所福祉保健課)から、3月1日の社会福祉大会第2部のシンポジウム、2月28日から3月4日まで区民ホールで行われる当計画への各地区の取組や関係機関の活動展示について紹介があった。 |
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