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泉区 地区社協研修会
理想に向かって、いろいろな資源を持つ団体との協働を!
次年度活動計画に取り入れよう

なぜ今協働が求められるか?と語る横浜市社協の長尾課長  
なぜ今協働が求められるか?と語る
横浜市社協の長尾課長
 
 泉区社会福祉協議会では、区内各地区社会福祉協議会の役員を集め、来年度の実行計画に向けアクションプランを考えるきっかけとして、2月4日(金)泉ふれあいホームで『泉区地区社協研修会』を開催した。

 テーマは「地域力アップ」のために、「協働を進めるポイント」について皆で考えよう。まず横浜市社会福祉協議会の企画・IT等担当課長の長尾克也氏が『今、なぜ協働が求められているのか?』と題して語った。「背景として、@困りごとの多様化・複雑化 A生活の質の向上ニーズ B安心した暮らしの実現要望がある。そして、うまく進めるには、@地域課題が明確 A課題解決に貢献する複数団体の存在 B協働の場づくりやコーディネートする団体の存在が必要。また一方、協働によって参加団体にはいろいろな面で相乗効果が出てくる。」と語る。

 続いて、「地域で活動している仲間を知ろう」ということで、障がい者施設をはじめ、障がい者の福祉にかかわる団体で構成する「IHネット」について同事務局長の牧信宏氏が、災害時に災害ボランティアセンターを運営する「泉区災害ボランティア連絡会」について同運営委員の乾英昭氏が、高齢、障がい、子育てなど様々な福祉活動を行っている91団体で構成される「泉区ボランティアネッツワーク」について同会長の江尻哲二氏が、泉区子育て支援を担当する区役所子育て支援担当の藤本氏が、泉区地域福祉保健計画を担当する区役所事業企画担当の井上氏が、それぞれ活動紹介、地区社協との関連、協働の可能性などについて語った。
  地区別に「何をしたらいいかな?」と話合う
  地区別に「何をしたらいいかな?」と話し合う

 次に、各地区ごとに、「協働すごろく」ゲーム形式に、得意な点は?、困りごとは?、理想の姿は?などについて話合い、また理想を実現させるには?、自分たちは何ができる?、どんな相手と協働していく?と話し合いは進む。地域によって環境も違うこともあり、ある地区では住民や地域の社協に対する認識が薄いため、それを高めたい。また超高齢地区では食事配送を具体的目標に掲げていた。
 
 主催者側では、協働事業を成功させるには、役割分担、目標(なにを、いつまで)をしっかりと互いに確認し、尊重しながら活動することが肝要だ。ぜひ、地域に持ち帰り、皆さんとよく話し合って、次年度活動計画にぜひ取り入れてほしい、としていた。