|トップ |ボランティア関係 |イベント・講座 |高齢者支援 |子育て仲間 |地域の活動 |災ボラ連絡会 |ボラネット
|
プログラムは三部構成。同サークルは地域・経験等により8グループに分かれて活動しており、第一部ではそれぞれが披露した。副題の「大正・昭和・平成百年ものがたり」の通り、ナレーター(鈴木真理子さん)の名調子に乗って、「大正浪漫」をじっくり味あわせてもらった。「カチューシャの唄」「宵待草」「故郷」には聞き惚れ、「あゝモンテンルパの夜は更けて」では、往時を偲び俯く人も・・。活動中に亡くなられた会員を追悼して、「千の風になって」「精霊流し」では来場者も静かに口ずさむ。 第二部合奏で、「会津磐梯山」演奏後には、「福島がんばれ!」が演奏者一同よりあり、満場拍手となった。最後、合同演奏後のアンコールには「風雪流れ旅」を弾き、北国を想う心が全員一つになった。 今年9月には日本武道館、またNHKホールでの演奏も予定している。なお、会場前のギャラリーには、「15年のあゆみ」を記録した写真・パンフレット等が展示され、合わせて小山ご夫妻の「写真と木彫り二人展」も同時開催され、多数が詰め掛けた。 同サークルは、平成6年、生涯学習として地区センターの自主事業からスタート、20人位からサークル活動を開始、現在は会員50人になる。(案内書・小山代表挨拶より)。 大正琴は大正元年に(名古屋市)森田吾郎氏が考案・発明したもので、今年は誕生百年を迎える。(旧式の)タイプライターのキーボタン部分の構造からヒントを得たといわれ、数字譜による演奏の手軽さと、独特の音色から瞬く間に日本中に広がったが、戦争と時代の変遷から暫く街から消えた。その後、昭和34年に古賀政男氏の「人生劇場(歌・村田英雄)」で復活。音域の開発により、一人で弾く楽器からグループで合奏を楽しめる楽器に変貌を遂げ、現在愛好者が百万人を数えるようになった。 |
||||
|