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”つるし雛”に 家族の絆を学ぶ
日本語ボランティア「いちょう」の特別授業
 
  一生懸命下書きをして自己紹介
   一生懸命下書きをして自己紹介
 3月5日(月)、二日遅れのひな祭り。外の冷たい雨にも負けない、暖かい雰囲気が教室に漂う。「いちょう」が、外国籍の生徒に日本の文化風習を伝える特別授業。
 メンバーの菊地さん手作りの「つるし雛」に、中国・カンボジア籍の生徒も「おーっ」、日本人先生もじっくり鑑賞する機会も少ないだけに興味深く見入る。ひとつの製作に2時間掛かるそうだ。この「雛のつるし飾り」は江戸時代から伝わる風習。母から娘に受け継がれた貴重な着物を、やがてほどき、傷みの少ない部分を「はぎれ」として用い、その生地を使って雛人形や小物を作る。そしてまた孫へ・・・と、家族のやさしい心を形にして伝えていく。
お茶を立ててみる  
 お茶を立ててみる  

 一本二メートルの紐に15個位の雛が吊り下がっている。例えば、「草履」は早く歩けますように、足が丈夫になりますように。「鶴」「亀」は長寿の象徴。「座布団」は赤ちゃんが早く座れるように。「さる」は病・難を去る・・・・など、ひとつひとつに謂れや言い伝えが込められている。

 教室には、コミュニティが用意してくれた小振りのひな壇が可愛らしい。ピアノ伴奏のサプライズに、「ひな祭り」の合唱。、歌詞の説明は時間が無く残念。勉強の為、自己紹介。一生懸命下書きをしての発表に拍手拍手!お茶を立ててみる。お菓子を食べてみる。「ちょっと口に合わない」「おいしい」と様々な感想。体験での貴重な日本語教室。次は・・・何?楽しみです!
お抹茶をどうぞ 「つるし雛」をバックに記念撮影 小振りの可愛らしい「ひな壇」も
お抹茶をどうぞ  「つるし雛」をバックに記念撮影  小振りの可愛らしい「ひな壇」も