|トップ |ボランティア関係 |イベント・講座 |高齢者支援 |障がい者支援|子育て仲間 |地域の活動 |災ボラ連絡会 |ボラネット |
朗読は、石原正博氏のによる『歌謡曲から昭和を読む』(なかにし礼)の朗読。満州で終戦を迎え、過酷な体験を経て1年後帰国、その後の日本の状況や「リンゴの唄」、「川の流れのように」などの歌謡曲から感じた様が描かれている。出席者のほぼ全員が知っている曲であり、語られる状況に理解ができる人たちということもあり、皆真剣に聴いていた。
もう一つの朗読は稀代素子氏による『気合の入った老後』(内館牧子)。「花の色は移りにけりな…」の小野小町。美貌はまるで花の命のように「美しい女の末路は哀れ」という考え方があるが、美貌の衰えた晩年も気ままに一人を楽しみ、気合の入った女は、92歳だろうがやはり美しいに決まっている、と結んでいた。 健康体操は、池田由美子氏の指導で、同クラブで行っているものの一部を出席者全員に体験させ、各団体のサロン等で是非一部でも採りいれてほしいとしていた。手の指、足の指、片足立ち、イスに座ったままで片足ずつの伸縮などを行った。ただ単に反対の足を揚げて、と言わず、右の、左の、と言うように、どちらを挙げるのかを意識させて運動をすることで頭の体操にも、と語っていた。
第2部は、サロン、食事サービス、健康体操、その他各種グループごとの情報交換に移った。それぞれのグループ会員の活動状況等について話合い、自グループ活動の参考となることや相互に連携した活動につながること、また互いに気楽に相談できる相手探しなどを期待して行われていた。活動場所取りやその費用に苦慮、男性の参加を増やしたいといった意見や、素晴らしい活動、イベントの実例を聞かせてもらった、などの紹介がなされていた。 冒頭、当ネットワーク会長の江尻哲二氏から、他部会の交流会の状況、11月の区民ふれあい祭りへの参加、来年3月のボランティア・フォーラム開催などの計画について報告された。また、健康寿命について触れ、運動、栄養、睡眠、社会活動(町内作業やボランティア活動など)がこの寿命の延長につながるとの調査があることから、ぜひ今後とも元気にボランティア活動を続けてほしいし、皆さんの活動を待っている多くの高齢者がいることから、自愛を、と語っていた。 |
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
![]() |