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布おもちゃボランティア講座
手づくり作品のぬくもりを子供たちに伝えよう!
受講者で新グループ立上げに
 
布えほんで読み聞かせする村島さん
布えほんで
読み聞かせをする村島さん

 布おもちゃを手づくりし、その温もりを子供たちに伝えようと、「布おもちゃボランティア講座」が泉区社会福祉協議会主催で1月10日(木)、17日(木)の2日間に亘って、泉ふれあいホームで開かれた。今回の講習後、受講者たちはグループを作り活動することになっている。

 講師は「せや布えほんぐるーぷ」(代表:村島光子)のメンバー。初日は、同グループの生立ちや活動紹介に続き、今まで作りためたおもちゃ、絵本など作品類の紹介、遊び方などが説明された。金属、木、プラスチックなどを素材としたものに比べ、布はぬくもりもあり、子供にも、障がい者にも好評だと話していた。

真剣に製作に取組む受講者たち
真剣に製作に取組む受講者たち

 二日目は、実際に布おもちゃ“にぎにぎ棒”の製作体験が行われた。短い時間内であったこともあり、途中までしか進まない受講者もいたが、脇見やおしゃべりもせず、握ると”キュー”と音がする作品を皆一心不乱に取組んでいた。

 完成した作品は、自分のものにしたいでしょうが、二つ作って、一つはぜひグループに提供するようにして欲しい、と村島さんは語っていた。

 「せや布えほんグループ」は、障がいを持つ子供たちにも、読書の楽しさを知ってもらおうと、1986年に発足したボランティア・グループ。作品を訓練会、子育て会、障がい児の会、高齢者のデイサービスなどに貸出しをしたり、自らの布えほんや布おもちゃを持ち込み、読み聞かせやゲームも行っている。