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泉区防災ボランティア QQの会

赤十字救急法競技会に出場
救急法の知識・技術の向上を目指して
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競技に参加の選手一同
競技に参加の選手一同
赤十字救急法競技会の看板
 「泉区防災ボランティア QQの会」は1月23日(土)、横浜文化体育館で行われた日本赤十字社神奈川県支部主催の第13回赤十字救急法競技会に出場した。QQの会は男性4名、女性4名の2チームが参加、三角巾リレー競技、救急応急手当競技に、また心肺蘇生法には、その8名が二人一組のチームとなって出場、日ごろの訓練で鍛えた技を発揮していた。

 小中高校の学校関係者、地域の防災ボランティア団体、日赤奉仕団、スポーツ団体など県下各地から72チームが参加していた。

 三角巾リレー競技は、三角巾を使って傷病に対して手当を行う競技。競技者は傷病者のところに行き、傷病に見合う必要な手当を三角巾と保護ガーゼを使って行う。8分の間に4人はそれぞれ異なる傷病に対する手当をリレー形式で行う。今回は頭、肩、手、前腕、下肢、膝、足首捻挫が出題されていた。
 救命応急手当て競技は、チーム一丸となって、傷病者を救急隊に引継ぐまでの詳しい観察と必要な手当を行い、救急隊が到着したら、観察した内容と実施した手当を報告するまでの競技。これも8分間で行う。倒れている傷病者を発見、観察、救急隊への連絡、手当の途中で傷病者が意識不明に陥り、その対処など。
 心肺蘇生法競技は、2人一組となり、気道確保、人工呼吸、胸骨圧迫、AED操作の手技を行う。傷病者は、意識なし、呼吸なし、頸椎損傷なし、途中回復なしの成人で、一次救命処置を必要とする人。一人は第一発見者で救助者、もう一人はAEDを持ってくる人という設定で、競技実施直前に籤で、担当を決めることとなっている。

 QQの会は、「もしもの時に備え、正しく、早く、そして優しく」を合言葉に、救急法の普及と会員の技術の向上、正しい知識を身につけるため、3カ月に1回の勉強会を日赤指導員の協力を得て実施している。QQの会の榊原会長は、自ら出場する直前、「今年は3年ぶりの出場ということで、初心を忘れず、しっかり声を掛け合って頑張りたい。」と語っていた。
QQの会のメンバー 三角巾リレー競技で >救命応急手当て競技での女子チーム
QQの会のメンバー 三角巾リレー競技で 救命応急手当て競技での女子チーム