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日赤の心肺蘇生法とAED 講習会
知っていれば安心です!


実技前のオリエンテーション
実技の前のオリエンテーション
 「人が倒れているのを見つけた時、あなたなら、どうしますか。」の問いかけに、「どうしたのか、側に寄って確認します。」「すぐ警察や119番に連絡します。」などと答えていた。しかし『まず、あなた自身の安全を確認する必要があります。有害ガスが充満しているかもしれません。それから、その人がどういう状態か調べます。」と話すのは、日本赤十字社神奈川県支部指導員の田中昭夫さん。

 最近AEDが、駅や公共施設等での設置が目立つようになってきたが、あることを知っていても使い方が分からないと、いざというときに役立たない。しかも、AEDはあくまでも救命手当の一つの処置で、心肺蘇生法(気道確保、人工呼吸、心臓マッサージ)、気道異物の除去と一体となって効果を発揮する。したがって、この講習では、心肺蘇生法とAED使用という一連の処置を練習することで、いざという時、慌てず安全確実に救命手当てができるようになりましょう。倒れている人がいれば、助けたくなるでしょう。しかし、そういった気持ちがあっても、どうしたらいいのか、知識と具体的行動が分かっていれば安心です、と説明に入った。また、この講習後は、勇気を持って救命に当ってもらいたい、と話していた。
交互に全員実技訓練
交互に全員実技訓練

 
 泉区防災ボランティア QQの会主催の日本赤十字社協力による『救急法講習会』が、同会メンバーのブラッシュアップと新メンバー募集を兼ね、12月8日(日)午後、泉ふれあいホームで開かれた。一般市民が行う一次救命処置の範囲、実践する際の心得、手当ての基本の説明の後、受講者全員が交互にダミー人形を使い実践的な訓練が行われた。傷病者の発見・周辺の観察(二次災害防止)、全身・意識の確認、協力者要請、気道確保、呼吸の確認、心肺蘇生法の実施、AED到着・使用、救急隊到着まで心肺蘇生法継続というという一連の練習が繰り返された。AEDそのものの操作は簡単で、電源を入れた後は、音声ガイダンスに従って、電極パットの張付け、解析結果に基づいて適報ボタンを押すだけ。

 心臓突然死の主な原因には、心筋の動きがバラバラになり、心臓のポンプ機能が失われる心室細動がある。心室細動発生から 1分ごとに救命率が 7〜10%下がるといわれている。心肺蘇生法で脳障害の発生を遅らせるとともに、心停止後 5分以内にAEDによる早期除細動を行うことが必要で、いかに早く救命処置をするかが生死を分けることになる、といわれている。 
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