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Safety Kids いずみ
子どもの事故予防と救急法を学びました!
領家子育てサロン

重大事故例を話す稲坂さん
重大事故例を話す稲坂さん。
 領家子育てサロンで、「子どもの事故予防と救急法」第1回講座が11月11日(火)午前中、領家クラブハウス2番館で行われ、幼児連れのお母さんたち30組ほどが、模擬体験や質疑などを交え熱心に受講した。

 冒頭、横浜市健康福祉局の稲坂恵さんから、日常生活上で起こる子どもの事故の代表例を実例を挙げ説明。鍋(手の届かない所に)、イス(登れないように)、ベビーベット(顔がうずまないように、落ちないように)、ベランダ(踏み台になるものは置かない)、階段(柵を)、風呂場(落ちないように)、洗濯機(水を入れておかない)、滑り台(ひもの付いたものは着けない)、ビニール袋(被らないように)などで重大事故が発生しているとしていた。
転んだ時に手が出ますか
転んだ時に手が出ますか

 幼児は家の中での事故が多く、重症になりやすい。最近の子どもは首から上の怪我、例えば、歯が欠けるなどが多い。反射的に手を出して守れなくなっている。転んだ時に手が出る反応は、磨きをかけないと役立ちません、とお母さんたちに子供を抱きかかえさせ、顔を床に近づけさせ、そのとき子どもが手を出すか、確かめさせていた。また、パン、飴などで喉を詰まらせての窒息、公園の雲梯にヘルメットが引っ掛かり、そのひもで首つり状態になったなどの最近の重大事故例も交えながら注意していた。

 泉区消防署岡津出張所の救急隊員から、異物をのどに詰まらせたときの対処法について、ダミー人形を使って説明。幼児は基本的に背中をたたく方法、大きくなってからは後ろから抱き抱え、みぞおち付近を突き上げるように押えるやり方も示していた。ダミー人形を使って、実際にお母さんにやってもらっていた。また、窒息状態の時、呼吸停止の時の心肺蘇生法についても質問が出るなど、関心の高さを示していた。
お母さんたちも真剣に人形で実習
お母さんたちも、真剣に人形で実習
 当サロンでは、子どもの事故予防連続講座第2回「火災・火傷予防と避難の方法」を来年2月10日(火)に開催する予定。