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『“水の事故” と聞くと海や川、プールなどでの事故を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、子ども、特に乳幼児では実はお風呂の浴槽で溺れる事故がもっとも多いです」と言いながら、「お風呂で使ったおもちゃで遊ぼうとしている」紙芝居の絵を示して、「ひとりで浴室に入りそのヨットを取ろうとしています。子どもは頭が大きく重いので、このように浴槽内をのぞき込むと、あっという間に頭から浴槽内に落ちてしまいます。浴槽内に水を溜めておかないのが一番ですが、災害時のことを考えて、また洗濯に使うことを考えて、お湯を残すという方も多いと思います。そういう場合はこの絵のように「高い位置に鍵を付けることにしてほしい。』
と話すのは、“Safety Kids いずみ”代表の太田由紀枝さん。 さらに、住宅内で起こる水の事故についての話が続く。今度は、横浜市発行の「子どもの事故予防」リーフレットの洗濯機の中を覗きこもうとしている図を示し、『これもやはり浴槽と同じで、頭から洗濯機の中に落ちてしまいます。最近の洗濯機はドラム式で、開口部が低い位置にある。ということは今までより小さな子どもでも洗濯機の中に入り込めるということ。ドラム式の洗濯機の場合は水が溜まっている状態はあまりないと思うが、小さな空間に入り込むことの危険があるので、洗濯機の扉は常に閉めておいてほしい。』と語る。
次に、話題は、川や海、湖、プールで起こる水の事故に移る。『屋外で起こる子どもの水の事故でもっとも多いのは川で起こる事故。」と言いながら、紙芝居の“川遊び”の絵を示す。『この絵のように浅い川であっても溺れることがあります。それは川の上流で大雨が降ることにより、急に水嵩が増すケースや、外からは見えない深みがあるから。川の事故を防ぐためにもっとも有効なのはライフジャケットを身に着けること。また、子どもに着せる時は、まず保護者のみなさんが着用することが大事』と子ども用のライフジャケットのサンプル(海上保安協会製、一着1,000円)を取り出し、参加者に試着させていた。
。さらにその紙芝居の絵には、フェンスが破れているところを示し、『こういうものを見つけたら、そのままにせず役所に電話をしてほしい。どの部署でも構わない。「フェンスの中に入ってはいけません」という教育をもう少し大きくなったらすることになるでしょうが、破れていれば子どもは入ります。破れをなくしていく、補修していくのが保護者の役目であり社会の役目』だと話す。 紙芝居のもう1枚の絵は、プール遊び。『この絵で注目してほしいのは、保護者の腕。保護者の腕が届く範囲に子どもがいれば、たとえ急に沈んでしまってもすぐに助けられる。
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