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地域防災セミナー「災害に強くなる知恵と技」 第10回-3シンポジウム |
東日本大震災の復興支援活動を通して考える地域防災・減災 |
お互いが助け合う意識と自助・共助・公助の確立を |
この講座の一つのシンポジウム「東日本大震災の復興支援活動を通して考える地域防災・減災」が行われた。 パネリスは上田耕蔵氏、黒田裕子氏、阿部浩朗氏(日赤看護大学地域防災活動ネットワーク))、神作亜友美氏(日赤看護大学学生)、門倉紀夫氏(日赤看護大学課長、ファシリテーターは小原真理子氏(日赤看護大学教授)により進められた。
「まだ、復興に至っていない」、「忘れていない、が被災者・地の力に」、「将来への道がみえてこない」、「他地域へ避難した人たちが、その土地の人に避難者だと言えない、という気持ち」など、被災地の状況。 「早く、元の生活に戻ってもらわないと、震災関連死の要因に」、「弱者にとって、在宅避難は関連死が多い、ということから、在宅避難者に対する救済策を」、「在宅避難者に対しては、介護保険適用外という矛盾があることから、ぜひ、行政への提言とそれに向けた活動を広げていきたい」、「避難所を利用しないように、自助として備蓄を」、「被災地では、卓上コンロが活躍した、ぜひ備蓄を」、「身近な防災用品を常に携行を」、「救済活動の実態をもっと広報することで、仲間が増えることになると思う」などの意見が出ていた。 今回で、今年度の連続講座が終了ということで、高田早苗学長は「大災害の状況から、各自自分の生活のありようを見つめなおし、特に近所との付き合いを大事にしてほしい」と語った。 最後に、10回講座のうち、7回以上出席した受講者に修了証が交付された。 |