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Safety Kids いずみ泉消防署が協力
自分で自分を守ろう!
泉が丘幼稚園の防災訓練

これは熱いですか、冷たいですか
 「これは熱いでしょうか。熱いと思う人…」の問いかけに、園児たちは、勢いよく「はーい」と言いながら手を挙げていた。泉が丘幼稚園が7月9日(木)、年中組87名の園児対象に行った防災訓練。今回の訓練は、泉消防署と泉区で活動する子どもの事故予防推進ボランティア “Safety Kids いずみ” の協力で行われた。
は〜い、熱いで〜す
は〜い、熱いで〜す


 冒頭、Safety Kidsいずみ代表の永岡靖子さんが、パネルにアイロン、湯気の出ているやかん、お風呂、ガスコンロなどの絵をかざしながら、子どもたちの判断を確認。また「コンロの火が自分に衣服に着いてしまったとき、どうしますか。あわてずに、その部分に空気が来ないようにしましょう」、とその場でピタッと止まり、コロッと床に倒れ、火が着いたところを床に押し付けゴロンゴロンと実演。3人の子どもが代表で舞台に上がり体験。次に全員で「ピタ・コロ・ゴロン」を楽しんで実演していた。

 火事のしるしは、火?、煙?の問いかけに、今年2月にも同種訓練を実施したにもかかわらず、「火」と答えた子どもが多かったことから、主催者側では、繰り返し学習が必要と語っていた。

 火事から身を守るため、煙の危険性と充満してきても床から50pほどには新鮮な空気が残る特性から、そこから脱出する訓練に入った。今回は初登場のビニール製の囲いの中に煙発生器を置き、煙を充満させた中を、ハイハイしながら脱出することを全員に体験させていた。中には早くという思いから、膝立てで進む子がいて、それでは子どもでも煙を吸い込んでしまう、と注意されている子もいた。また口にハンカチを当て、少しでも煙を吸い込まないようにしている子もいて、ほめられていた。
「ピタ・コロ・ゴロン」でゴロンの状態 煙の中を脱出訓練
「ピタ、コロ、ゴロン」でゴロンの状態 煙の中を脱出体験