トップ |ボランティア関係 |イベント・講座 |サロンの活動 |地域の活動 |災ボラ連絡会 |ボラネット |
 2007のSKの様子 2008のSKの総括 |2009のSKの状況 |

「Safety Kids いずみ」子どもの事故予防講座 今年度 第 5 弾
初めての地震! 自然災害からわが子を守る
マインドマップを使って、「避難袋に何つめる?」

「主役はあなたです」と語る長谷川さん
「主役はあなたです」と語る長谷川さん
 「災害に打ち勝つための主役は“あなた”です。日常の身近な小さな備えが、自分を、家族を、家を、そして地域社会を守ることになります。それが“防災”です。あなた次第なのです。楽しく考えましょう。」と語るのは、在日米海軍日本地域統合消防隊火災予防課長の長谷川裕子さん。

 子どもの事故予防ボランティア “Safety Kids いずみ” の今年度第5弾の講座「はじめての地震!自然災害からわが子を守る」が1月15日(金)泉区役所会議室で行われた。講師の長谷川さんは、過去における災害発生時の避難所の状況と現在の体制から想定されること、神戸での食料配給実態、頼りにするご主人の勤務先から帰宅の可能性などから、今から覚悟を決めて何を準備すればよいか、考えるよう促していた。災害を知り、仲間と話しながら自助を明確にして、自分でできる準備をすることが大切だとしていた。
 
「何つめる?」と情報交換
「何つめる?」と情報交換

 幼児を抱えるお母さん方に、食料面ではプラス1の準備、ミネラル・ビタミンを考えた保存食、子どもの脳の成長に欠かせない必須アミノ酸が豊富な豆製品を特に推奨していた。また、家族の一員となっているペットに対する配慮、避難時のサバイバルキット、災害に遭遇しショックを受けた子どもへの対応、特に乳幼児にも起こりうるPTSD (心的外傷後ストレス障害)については知識を持つだけでなく、ストレスマネジメントの重要性について、アメリカでの例を示しながら説明していた。
 
 続いて、今日のもう一つのテーマ「子どものための防災グッズ」〜避難袋に何つめる?〜については、出席のお母さんたちが、自分のお子どもの避難袋に何を準備しておいたらよいかを考え、マインドマップにした後、近くの席の人たちと見せ合い意見交換していた。完成したものを、自宅に戻って冷蔵庫にでも貼って、時々見ながら思いついたことを書き加えてほしい、とSafety Kids いずみ代表の永岡さんは話しかけていた。
 なお、この講座には、
YCV(横浜ケーブルビジョン)もテレビカメラを持ち込み取材に訪れていた。
避難袋へ詰める準備品例 マインドマップ例をホワイトボードに
避難袋へ詰める準備品例 マインドマップ例をホワイトボードに
 なお、今年度の「子どもの事故予防ボランティア養成講座」第6、7弾は「子どもに届く伝え方」で、2月12日(金)には色について、19日(金)には表現について行われる予定となっている。