トップ |ボランティア関係 |イベント・講座 |高齢者支援 |子育て仲間 |地域の活動 |災ボラ連絡会 ボラネット |
 |2008のSKの総 |2009のSKの総括 |2010SKの総括 |

Safety Kids いずみ”の 「子どもの事故予防ワークショップ」
子育て現場のヒューマンエラー
子育て中はエラーや失敗は起こりやすい!

ヒューマンエラーは、なぜ起こる? と語る松嶋さん
  ヒューマンエラーは、なぜ起こる?
と語る松嶋さん
 「子供は好奇心が旺盛。いろいろなことを経験し、失敗し、ケガをしながら、自分で学習しながら成長していく。しかし、子供は親に頼るしかありません。したがって、子どもが事故にあう責任は親にあると言えます。」と凱xEコンサルタント代表の松嶋清秀さん。そして、参加者一人一人に自己紹介を兼ね、自分の子どもの事故の経験について語ってもらっていた。

 子どもの事故予防ボランティアグループ “Safety Kids いずみ”の今年度第6弾目のワークショップ「子育て現場のヒューマンエラー」が2月22日、泉区公会堂で行われた。講師の松嶋さんは「ヒューマンエラー、すなわち、人間が原因で発生する事故は、なぜ起こるのでしょうか。それは人間だから。モノづくりの現場では「ヒューマンエラーの発生」を前提とした備えが幾重にも施されているが、子育て現場では、どうでしょうか」と語り始める。
まず、自己紹介から  
まず、自己紹介から  


 どうしたら、そういった不慮の事故を防げるのでしょうか。@まずどんな事故が起こっているかを知ること。 Aそして友人、仲間との共有を図る。 Bしかも、事例を沢山集めて意識を高める C思い込みに注意。経験をすることで、思い込みになりやすい。それが事故に、ということもある。 D万一に備えて応急措置方法を学ぶ D自分の赤ちゃんの立場(視点・視野)になってみる、などを挙げていた。

 乳幼児の死因の順位を見ると、0〜4歳児では、不慮の事故が上位を占め、その傾向は過去5年かわっていない、と厚労省の統計を示し、それぞれの原因の事例を挙げて説明していた。
  受講の風景
  受講の風景



不慮の事故が死因に占める順位
  平成14年   平成15年 平成16年  平成17年  平成18年 
 0歳 第4位 第5位  第5位 第3位 第5位
 1〜4歳  1位 第1位 第1位 第1位 第1位





乳幼児の死亡とその要因(平成8年〜18年の計) 厚生労働省
  総死亡者数 内、不慮の事故       
 計 交通
事故
転倒
・転落 
溺死  窒息 煙・火
・火災 
有毒
物質
その他 
 0歳  36,027  1,982  160 93 131 1,414 43  136 
 1〜4歳  13,523  3,097  1,084  286 798  477 297  11  144