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予防法を話す稲坂さん |
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1歳の誕生日を迎えた子ども連れのお母さんたちに、お子さんたちの事故について話してもらったところ、ベッドやソファからの転落、押し車を押しながらの転倒、新聞折り込みチラシを食べてしまったなどの事例が、いずれも「ちょっとしたすき」に起こってしまった。幸い、医療機関で受診するような事故には至らなかったとのことであった。
これら事例に対し、一つ一つその予防法について説明。さらに幼児は頭が重いため浴槽に転落し溺死例があることから、風呂の入口に鍵をかけること、チラシ等を踏んで後ろに倒れることがあるので、転倒予防のため整理整頓すること、火災時にはハイハイして逃げることなどを、お母さんたちに話しかけていた。
小田原市こゆるぎ子育て支援センター主催の「初っぴ〜バースディ」8月例会が8月12日(金)に同市「橘タウンセンターこゆるぎ」で開かれ、子どもの事故予防ボランティアグループ
“Safety Kids いずみ” が子どもの事故予防ミニ講座を行った。講師は理学療法士の稲坂恵さん。
子どもの死因第一位は「不慮の事故」。しかも死亡事故だけでなく、重い後遺症で苦しんでいる子どもたちもいる。毎年、多くの子どもが病気などでハンディを負うことになったり、死亡したりしているが、それ以上に「不慮の事故」による方が圧倒的に多い。
“Safety Kids いずみ”は、事故は予防することができるという思いで、子どもの事故による傷害を減らそうと各種予防活動を行っている。 |