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「安全な環境の中で、
大いに遊ばせましょう。」と語る稲坂さん |
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親子の広場 『ぽっぽの家』 は、0歳から未就学児と親子が気楽に立ち寄り、自由に過ごせる「居場所」。「初めての赤ちゃんで分らないことばかり」「いつも子どもと二人きりじゃ、滅入っちゃう」「越してきたばかりで、まだ友達がいない」「雨の日が続くと遊び場に困る」といったお母さんたちが集う場所。
そういったお母さんたちに、子どもの怪我予防について勉強してもらおうと、テーマはそのままズバリの講演会が10月21日(金)“Safety Kids
いずみ”主催で行われた。講師は、理学療法士の稲坂恵さん。
1歳から19歳までの子どもの死因第1位は不慮の事故。0歳は先天的病気や周産期トラブルによるものを除くと、やはり不慮の事故によるものが第1位と考えられる。不慮の事故と言われるものには予測できるものが多い。予測できるものは予防ができる。事故・ケガを予防するため、まず、子どもの興味は無限だということに起因する窒息・誤飲、火傷、転落・転倒、溺れなどと合わせ、さらに何故傷害を受けやすいかを子どもの特性という点から解説。
子どものそういった行動は、自身が楽しんでいて、それが子どもの仕事。その気持ちを伸ばしながら事故を防ぐのが大人の課題。子どもは4頭身。人間の一番大事なところは脳。脳みそが必要としているのは酸素。酸素をたくさん取り込まないと酸欠になり脳の発育に影響。赤ちゃんの心臓は小さい。足りない分を駆けずり回ることで、筋肉がポンプの役割をし、血管の中の血液を動かし酸素を運んでいる。子どもの正常な成長のためには、存分に遊ばせることが大切。
横浜市子ども青年局作成の子供の事故予防リーフレットを参考に、子どもの行動範囲の環境整備に気配りしてほしい。しかし常に保護者がいるわけではない。子どもの安全のため、子ども自身が自分で身を守るための正しい選択をし、行動がとれることが大事、として米国の子ども向け安全教育システム「リスクウォッチ」を例に知識や技術を与える必要性を紹介していた。 |