トップ |ボランティア関係 |イベント・講座 |高齢者支援 | 子育て仲間地域の活動 |災ボラ連絡会 ボラネット |
 |2008のSKの総括 |2009のSKの総括 |2010のSKの総括 |2011の総括

子育てサポーター養成講座 第2日
子どもに起きやすい事故・ケガについて学ぼう!
Safety Kids いずみ”の事故予防ミニ講座

子どもの死亡原因のトップは?と問いかける稲坂さん  
子どもの死亡原因のトップは?
と問いかける稲坂さん
 
 『子どもの死亡原因のトップは「不慮の事故」ということをご存知の方は?』との問いかけに手を挙げたのは1人。「意外と知られていないですね。」と言うのは、今日の講師 “Safety Kids いずみ”の理学療法士 稲坂恵さん。ここは現役子育てママ、子どもに携るボランティア活動に関心がある人、既に子どもに関る活動をしている女性などが参加した講座。

 泉区地域子育て支援拠点 「すきっぷ」と泉区社会福祉協議会が主催する子育てサポーター養成講座の第2日目「子どもに起きやすい事故・ケガについて学ぼう!」が10月20日(木)が、泉区民文化センター「テアトルフォンテ」で開かれた。
  <FONT color="#000099" size="2">アイスブレークで</FONT>
  アイスブレークで

 子どもの興味は無限です。なんでも口に入れます。触ります。走り回ります。高いところが大好き、水が大好き、大人のまねをします。また頭が大きく重たい、筋力が弱い、皮膚が薄い、体のいろいろな機能が未発達。こういった特性が子どもにはあります。そのため事故、怪我になりやすい。幼児、子どもから一流選手のリハビリまで永い間、幅広く色々な診療を続け、多くの事例を体験しただけでなく、調査研究をしてきた稲坂さん。子どもの成長につれて、起こりやすい事故の事例「転倒・転落、火傷、窒息、おぼれ等」ごとに、原因は、どうしたらよいかを紹介しながら話が続けられた。

 大人は子どもの冒険心、探究心を育む一方、安全な環境づくりに気を配って欲しい。子どもはそういった環境の中で、小さなケガをすることで、危機回避能力が発達する。それが重大事故予防につながる。子どもが自ら自分の身の安全を守る行動がとれるようになること理想だ、と語っていた。

 講座の冒頭、今回の講座が5回に亘ることもあり、受講者が互いに知り合い、親しくなってほしいとのことから、「すきっぷ」のスタッフ指導のもと、隣り合わせの席同士で相手の腕の軽いマッサージなどを行い、なごやかな雰囲気の中スタートした。