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”Safety Kids いずみ” 顧問の 長谷川裕子さん
瀬谷さくら小の子供会で「危機管理教室」
火災や不審者からのサバイバル

  衣服に火が付いたら、どうする? 
  衣服に火が付いたら、どうする?
 横浜市瀬谷さくら小学校の子供会は、1月26日(土)、同校体育館で「危機管理教室」を開催した。講師は在日米海軍司令部地域統合消防隊予防課長で、“Safety Kids いずみ”顧問の長谷川祐子さん。

 子どもたちは、小学生といえども自分の命は自分で守ることができるよう、約1時間にわたり、火災や不審者から、どう身を守るかを、体験を通して学んでいた。
火事で、高層階に閉じ込められたときは?  
火事で、高層階に閉じ込められたときは?  

 衣服に火がついたとき、「ストップ(止って)・ドロップ(伏せて)・ロール(ごろごろ転がる)」で火の付いたところを押し付け、窒息消火させる消火の原理から話をした後、実際にマット上で疑似体験をしていた。

 火事で部屋に閉じ込められたとき、部屋からどう逃げ出すか、ドアを開ける前にやるべきこと、また逃げられない時、煙が入ってこないようにドアの隙間にシーツなどで止めたり、ドアから遠いところに行き、定期的に床や壁をトントンとたたきなさいと話していた。

 高層階にいる時、下層は火事で降りられず、閉じ込められてしまったとき、窓を開け、白いシーツを思いっきり広げながら振り、大声で助けを呼びなさい。消防救助隊の人は、必ず気がついてくれ、助けに来てくれるよ、と語り、舞台の上から白い布を大きく振らせていた。色物より、白いものの方が目立ってよいことも比較させていた。

 不審者に捕まえられそうになった時、捕まえられた時など、身近に起こる可能性のある危険に対し、不審者からの脱出法として、力のない小学生でも、逃れる方法や振りほどける技の体験を行っていた。